スウェーデン RankII 駆逐戦車 Pvkv III
75mm高射砲から57mm対戦車砲へ換装されたことで、砲塔に変更点がみられる。一方で車体はどちらもStrv m/41からほぼそのまま流用されている。
概要
Update 2.17 “Danger Zone”にて追加された。
車両情報(v2.17.0)
必要経費
必要研究値(RP) | 11,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 38,000 |
乗員訓練費(SL) | 11,000 |
エキスパート化(SL) | 38,000 |
エース化(GE) | 210 |
エース化無料(RP) | 220,000 |
バックアップ(GE) | 140 |
護符(GE) | 750 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 3.3 / 2.7 / 2.7 |
RP倍率 | 1.24 |
SL倍率 | 0.3 / 0.5 / 0.8 |
最大修理費(SL) | 730⇒903 / 800⇒989 / 1,280⇒1,583 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 10.6⇒**.* / 7.1⇒**.* |
俯角/仰角(°) | -12° / 15° |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 5.2 ⇒ 4.0 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 20 / 15 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 15 / 10 / 10 |
重量(t) | 11.0 |
エンジン出力(hp) | 234⇒315 / 146⇒165 |
2,300rpm | |
最高速度(km/h) | 47 / 43 |
最高後退速度(km/h) | 6 / 6 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
視界(%) | 101 |
乗員数(人) | 5 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
---|---|---|---|
主砲 | 57 mm Pvkan m/43 cannon | 1 | 32 |
機銃 | 8 mm ksp m/36 machine gun | 1 | 756 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||||
57 mm Pvkan m/43 cannon | slpprj m/43 | AP | 2.7 | - | 830 | 101 | 97 | 81 | 65 | 52 | 42 | - |
sgr m/43 | HE | 2.82 | 500 | 600 | 8 | - | ||||||
slpgr m/43 | APHEBC | 2.51 | 60 | 850 | 88 | 86 | 78 | 69 | 61 | 53 | 30 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 履帯 | 690 | 1 600 | 90 |
修理キット | ||||
砲塔駆動機構 | ||||
II | サスペンション | 580 | 1 300 | 80 |
ブレーキシステム | ||||
消火器 | ||||
砲火調整 | ||||
III | フィルター | 650 | 1 500 | 80 |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
57mm sw kan APCBC | ||||
IV | 変速機 | 1 700 | 3 800 | 220 |
エンジン |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | Strv m/41 S-II |
---|---|
次車両 | Pvkv II |
解説
特徴
Pvkv IIの主砲の調達が遅れるため暫定的に57mm砲を搭載したのが本車両。今度は主砲が小さすぎて大きい砲塔に見合わなくなっている。
口径が小さくなったことによって手数は増えたのだが、元の車両の名残が大分残っておりちぐはぐな性能になっている。そのためなのかこちらの方を先に開発することになる。
【火力】
後にも先にもこの車両しか搭載していない57 mm Pvkan m/43はAPで最大101mm、APHEで最大88mmとそれなりの貫徹力である。APHEの炸薬量は60gとこれもそこそこの量、同格相手なら基本はAPHEでいいだろう。
装填速度は最速で4.0秒とここまででポピュラーだった37mm砲に匹敵する早さだが、砲弾搭載数はPvkv IIと同じ32発であり、景気よく撃っているとすぐ無くなってしまう。出来る限り一発で敵車両を仕留めるよう心掛けたい。
照準器倍率は7.0x-10.0xと高め、俯角は-12°と自国の車両と比べると微妙に取れなくなっているが他国の車両と比べればまだ取れるほう。全周旋回可能。
【防御】
ペラペラ。やたらと大きい砲塔は全周15mmでオープントップのため機銃から支援砲撃まで全てが脅威になる。地味な変化として75mm砲用の照準器用の穴が6mmの鉄板で埋められている。
乗員や弾薬の配置はPvkv IIそのまま。砲塔後部の左右に砲弾を8発ずつ置いているのもそのままであり17発まで搭載数を減らせば無くなる。しかし一撃が重いあちらと違い57mm砲で17発しか搭載しないというのはなかなか不安になる。筆者としては21発まで搭載し、さっさと立てかけてある4発を使い切ることを勧める。
弾薬配置
①から順番に消費される(つまり最後の数字の弾薬庫は弾を使い切るまで残り続ける)
[添付]
公式wiki配置図リンク
弾薬庫の状態 | 満タン | 1を空に | 2を空に | 3を空に | 4を空に | 5を空に | 砲閉鎖以外 | 見た目の変化 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
搭載弾薬数 | 32 | __(+__) | __(+__) | __(+__) | __(+__) | __(+__) | __(+__) | __ |
【機動性】
重量11.0tと軽戦車とあまり変わらない重量で意外と軽快に動いてくれる。
ただやはりと言うべきか、重心位置が高いので前進中に旋回を入れると若干ふらつく。
史実
--加筆求む--
小ネタ
特徴にも書かれているが57mm砲を採用している車両は本車両とPvkv IV以外にない。この砲の正体はこれまでの車両にも搭載されていたボフォース社製37mm砲の拡大版である。
元々37mm砲は大戦より前に開発された対戦車砲であり、馬で牽引、緊急時には歩兵のみでも牽引可能な軽量さが好評だったが、時代が進むにつれて戦車の装甲は進化していき、相対的に対戦車能力は陳腐化していた。
対戦車能力を上げるために43年に57mm砲が開発されたが、貫徹力を見ればわかる通りあまりにも凡庸な性能であった。(同じころに開発された他国の57mm対戦車砲は平均して120mm前後の貫徹力があった)
オマケに37mm砲とは比べ物にならないほど重量が増えた(370kgから975kg)ために歩兵だけでは牽引が出来なくなり、現場からの評判は芳しいものではなかった。
結局47年に生産は終了。生産数は215門と少数に留まった。
つまるところ、Pvkv IIIは余り物によって産まれた悲しき戦車であったということだ。もっと言ってしまうと後に同じような余り物コンビから産まれたPbv 301にすべてを奪われてしまうのだが。
外部リンク
コメント
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